Chapter 03 — Workshop Process
素材が生命を得るまでの、静かで厳格な旅路。
From Material to Masterpiece — Seven Stages
Preparation
Material Preparation
工房に届いた杉の板を丁寧に検品し、割れや節の位置、木目の流れを確認します。この段階で、素材が持つ個性と対話し、どのような作品になるかを思い描きます。

Design
Design and Marking
墨壷と差し金を使い、素材に正確な線を引きます。伝統的な日本の設計道具は、何百年もの経験を凝縮した精度を持ちます。デジタル設計と手作業の測定を組み合わせた独自の手法です。

Rough Shaping
Rough Cutting
大まかな形を切り出す工程です。鋸の音、鑿の音、木くずの香り。工房に漂う杉の芳香が、職人の集中力を高めます。この段階では、大胆さと正確さが同時に求められます。

Fine Shaping
Fine Planing
鉋を使い、表面をなめらかに仕上げていきます。鉋屑が薄く舞い散るたびに、素材の美しさが姿を現します。0.1mm単位の精度が求められるこの工程が、Cedar Forge Pathの作品の質感を決定します。

Joinery
Wood Joinery
釘や接着剤を使わず、木と木を組み合わせる伝統的な仕口技術。蟻継ぎ、ほぞ組、鎌継ぎ。これらの接合法は、作品に強度と美しさを同時に与える、日本木工の真髄です。

Surface Treatment
Surface Finishing
天然油脂や蜜蝋を使った伝統的な仕上げ処理。化学薬品を一切使わず、素材本来の美しさと保護性を両立します。オイルが木に染み込む時間もまた、制作プロセスの一部です。

Final Inspection
Quality Inspection
完成した作品を全角度から検品し、職人が署名を入れます。Cedar Forge Pathの作品にはすべて、制作した職人のサインと制作年が刻印されます。これが私たちの作品への誇りと責任の表れです。


What the Artisan's Hands Tell
Cedar Forge Pathの職人は、最低15年の修行を経た技術者です。手の感覚で素材の状態を読み、耳で音を聴き、鼻で杉の香りを確かめながら作業します。道具と素材と職人が一体となる瞬間に、本物の工芸が生まれます。